このたびゴールデンレトリーバーをお迎えすることが決まりました!
購入はペットショップを考えていますが、ブリーダーや譲渡から迎える場合との違いを知りたいです。
それはそれは!おめでとうございます!
お迎え方法には大きく分けて【ペットショップ】【ブリーダー】【里親譲渡】がありますのでそれぞれの違いを解説していきますね。
ゴールデンレトリーバーのお迎え方法は3つ
ゴールデンレトリーバーをお迎えする場合、大きく分けて3つのパターンがあります。
我が家はペットショップから迎えました。
どこからお迎えするのがおすすめなのかは、家族構成や考え方などによって大きく異なります。
おすすめのお迎え方法は?
- 近くに希望するブリーダーがいなかったり、自家用車をお持ちでない方
- すぐにでもお迎えしたいと考えている方
- 他の犬種も視野に入れていて悩んでいる方
ペットショップは比較的どんな環境の人でもお金(生体代)を払えば購入できます。ただし、飼育には労力もかかりますし、毎月たくさんのお金がかかります。衝動買いは避けましょう。
- たくさんのゴールデンレトリーバーの中から選びたい方
- ドッグショー、血統に興味がある方
- 母犬や兄弟犬を見てじっくり考えたい方
ブリーダーさんによっては、小さなお子さんがいる家庭はNGだったりなどの購入条件があることも。事前に確認しよう!
- 困っているわんちゃんを救いたいと思っている方
- 成犬でも構わない方
最近は保護犬という言葉もよく聞くようになりました。
引き取り条件(審査)は厳しいことが多いですが、条件をクリアできて、気になるわんちゃんがいる場合はその子の救いの手になります。
ペットショップから迎える場合
ペットショップからのお迎えは一番身近な存在で、わんちゃんをお迎えする選択肢の中ではペットショップから購入する方が一番多いです。
ペットショップから迎えるメリット
お迎えと一緒に用品も揃えられる!
ペットショップではわんちゃん(生体)だけではなく、用品やグッズも色んな種類が売られているため、購入と同時に必要な飼育用品を全てお店で揃えられます。
最短でその日に連れて帰れる
また、すぐにお迎えができるのもペットショップの特徴で、ブリーダーや里親募集は後日お迎えというケースが多いため、購入を決めて最短では当日おうちに連れて帰れることもあります。
ペットショップから迎えるデメリット
社会化がされにくい
ペットショップでは衛生管理や子犬同士の伝染病予防のために、1匹ずつケージに入れられて販売されていることが多いです。
1匹で過ごす時間が長いため、他のわんちゃんや人間との接し方がわからずに、社会化が出来ずに育ってしまうこともあります。
最近では、社会化不足を補うために2~3匹の子犬が同じケージに入れられていることもありますが、それでも母犬や兄弟犬と一緒に過ごす場合と比べれば社会化不足になりやすいです。
子犬がわんちゃん同士のマナーや人との接し方など、いろんなことに順応できるようになるためのことを社会化と言います。
生後3週間~14週間頃までが犬の社会化期と言われています。
この時期に経験したことに対しては、特に不信感を持たずに順応しやすい時期と言われており、生後3,4か月頃までに色んな経験をさせてあげることで、わんちゃんが人間社会に順応してお互いにストレスなく生活できるようになります。
この時期は本当に大切な時期で、わんちゃんの性格にも影響します。
親犬や兄弟犬に会うことはできない
ペットショップでは子犬だけが販売されているため、親犬や兄弟犬に会うことはできません。
ゴールデンレトリーバーは大型犬のため、1店舗に1匹しかゴールデンレトリーバーがいないことも多いです。
そのため、たくさんのゴールデンレトリーバーの中から選びたい場合はペットショップは不向きです。
ブリーダーから迎える場合
ブリーダーはゴールデンレトリーバーを専門に扱っている専門ブリーダーさんもいれば、複数の犬種を扱っているブリーダーさんもいます。
ブリーダーは子犬だけを販売しているペットショップと違って親犬もそこで飼育しているのが特徴です。
ブリーダーから迎えるメリット
親や兄弟犬、たくさんの同犬種を見ることができる
ブリーダーの一番のメリットは、ペットショップや里親譲渡と違って母犬や兄弟犬を見ることができるところです。
ペットショップでは1店舗に1匹しかゴールデンレトリーバーが売られていない場合でも、ブリーダーならたくさんのゴールデンレトリーバーの中から選ぶこともできます。
また、親犬の性格や飼育環境なども見ることが出来るため、将来どのような性格や外見(見た目や大きさ)になりやすいかも判断できます。
引き取るまでは母犬や兄弟犬達と過ごさせてくれているケースが多い
ペットショップでは1匹ずつケージに入れられていることが多いですが、ブリーダーでは引き取るまでは母犬や兄弟犬と過ごさせてくれているケースが多いです。
子犬の時期でわんちゃん達が一緒に過ごすのはとても大切で、母犬や兄弟犬にじゃれたり、一緒に遊んだりすることで噛んでもいい強さや挨拶の仕方を学びます。
先住犬がいない場合は、自分以外のわんちゃんと過ごす時間は必然と少なくなってしまうため、ブリーダーさんにいる間に犬同士のマナー勉強してくれることで自分以外のわんちゃんに会った時に戸惑わないわんちゃんになります。
ブリーダーから迎えるデメリット
家の近くに希望するブリーダーさんがいるとは限らない
ゴールデンレトリーバーは大型犬の中では人気の犬種ですが、全体的に見れば日本は小型犬大国。
ゴールデンレトリーバーのブリーダーさんは数が少ないのが現状です。
すぐ近くに希望するブリーダーさんがいれば良いのですが、車で数時間かかるケースも。
お近くにゴールデンレトリーバーのブリーダーさんがいるかどうかは、みんなのブリーダーと言うサイトで検索することが可能です▼(検索は無料でできます)
基本的に値引きなどはない
ペットショップでは子犬が大きくなってきたら少しずつ価格を下げて販売されることが多いですが、ブリーダーでは基本的にセールなどはなく、大きくなってきたからと言って安値で売ることは少ないです。
販売価格はブリーダーさんによってさまざまで、ショー(血統)にこだわってチャンピオン犬の血筋の場合は高値で販売されていることが多いですが、全体的な価格としては25万円~50万円の価格で売られていることが多いです。
また、ブリーダーさんによっては生まれる前からすでに予約を取っていたり、すでに希望者がいっぱいでお迎えは来年生まれ以降になるなんてこともあります。
里親募集(譲渡)から迎える場合
里親募集(譲渡)は、ゴールデンレトリーバーを購入して迎えるわけではなく個人や愛護団体などから譲ってもらいます。
里親募集(譲渡)から迎えるメリット
殺処分から救える可能性がある
里親募集の一番のメリットは、殺処分など行き場のないわんちゃんに救いの手を差し伸べることができることです。
里親募集は直接元の飼い主さんから引き取る場合と、保護団体や愛護センター(保健所)から引き取る場合があります。
費用が安く抑えられる
ペットショップやブリーダーでは、わんちゃんを購入して家族に迎えますが、里親募集(譲渡)の場合は基本的にわんちゃんを買うのではなく、譲り受ける形になりますので生体代金と言う点では費用を抑えられます。
ただし、場合によっては引き取り前におこなったワクチン代金や避妊(去勢)手術代・マイクロチップ代などの負担をお願いされることもあり、最近では無料で譲っていただくケースは少なくなっています。
里親募集(譲渡)から迎えるデメリット
ゴールデンレトリーバーをピンポイントで募集していることが少ない
ペットショップやブリーダーでは、ゴールデンレトリーバーを取り扱っているお店やブリーダーさんを見つければお迎えすることが可能ですが、里親募集ではそうはいきません。
たまたまゴールデンレトリーバーの募集があることもありますが、全体としてはミックス犬や小型犬の募集が多いです。
また、募集があったとしてもほとんどが成犬(1才以上)の場合がほとんどです。
何らかの事情を抱えていることが多い
里親募集しているわんちゃんは、何か事情があって新しい飼い主さんを探していることがほとんどです。
新しい飼い主さんを探す事情が、飼い主さん側の問題(引っ越し・アレルギー・飼育崩壊など)のこともあれば、わんちゃん側の問題(性格・元野犬・問題行動など)のこともあります。
それぞれの事情に対処できるなら問題ないのですが、事情によっては上手く付き合うことが出来ずに、迎えたわんちゃんも飼い主さんも不幸になってしまうことがあるため、迎える前にどんな事情があって里親募集しているのか気にかける必要があります。
募集条件が厳しいことが多い
里親募集されているわんちゃんが二度と不幸な人生を送らないためにも、里親募集の条件(審査)は厳しい場合が多いです。
- 世帯収入
- お留守番の時間
- 飼い主さんの年齢(高齢者の場合は何かあった場合引き取れる家族はいるかなど)
- 家族構成(小さいお子さんがいる家庭・1人暮らしはNGになりやすい)
- 先住ペットはいるか など
審査は結構厳しい場合が多くて、飼いたくても審査が通らないことも。
まとめ
ゴールデンレトリーバーのお迎え方法には、ペットショップ・ブリーダー・里親募集(譲渡)の3パターンがあります。
どんなお迎え方法でも、これから約十数年一緒に大切な時間を過ごす家族になります。
ゴールデンレトリーバーは大型犬ですので、小型犬に比べるとお金もかかりますし、お世話も大変です。
即決せず、家族でしっかり話し合ってから決断してくださいね。
運命のわんちゃんに出会えますように。