
初めまして!
2021年12月からゴールデンレトリーバーと暮らし始めたSAWAと申します。
このページにたどり着いたあなたは、ゴールデンレトリーバーを飼おうと思っている方や、飼うのにはいくらお金がかかるのか疑問に思っている方だと思います。
我が家は夫がゴールデンレトリーバーが大好きで、家族会議の末初めてゴールデンレトリーバーを迎えることになったのですが、大型犬は費用がすごくかかるイメージがありました。
最初に1才になるまでにいくらかかったのか結論申し上げますと、費用総額は44万円でした。(愛犬の生体代を除く)
こちらのページでは、ゴールデンレトリーバーを迎えた我が家が、実際にかかった費用やアイテムなどの内訳も含めて紹介しています。
- ゴールデンレトリーバーを飼おうと思っている方
- 飼うのにはいくらかかるのか知りたい方
の参考になれば幸いです。
※これからご紹介する金額に関しましては、愛犬の生体代金を除いての金額です。また、購入したデータ(レシートなど)が残っているものはそれに準じて記載していますが、データが残っておらず詳しい金額を忘れてしまったものはインターネット(ネットショップ)で調べた価格を参考にして記載し、金額の細かい端数については省略して記載していますのでご了承ください。
お迎え前に用意する最低限のアイテムとその金額
まず、初めてゴールデンレトリーバーをお迎えする人は、わんちゃんが来る前に準備しておいた方が良いアイテムがいくつかあります。



我が家も犬を迎えるのは初めてだったので、後述するアイテムを揃えました!
我が家はペットショップやホームセンターでほとんど揃えましたので、そのお店での金額を記載しています。
ネットショップなどで購入した方が安く手に入る場合もありますので、お迎えまでに時間がある方はリサーチするのもおすすめですよ♪
【お迎え前に準備したアイテム】
商品名 | 実際にかかった金額 |
---|---|
サークル | 38000円 |
トイレトレイ | 4000円 |
ペットシーツ | 1200円(1パックの価格) |
クレート(バリケンネル) | 13000円(Lサイズ) |
給水器 | 1000円 |
エサ入れ | 1000円 |
ドライフード(仔犬用) | 3500円(3キロ) |
合計:61500円 |
まだ犬をおうちに迎えていない段階で6万円超えです(笑)
ドライフードはお迎え先で食べていたドッグフードを購入しました。
いきなり違うフードに変更してしまうとお腹を壊してしまう可能性が高いので、違うフードを与えたい場合でも、1週間ぐらいかけて少しずつ混ぜながら切り替えていきましょう。
また、上記でご紹介したアイテムは、お迎えしてからすぐに必要なアイテムになりますので、お迎え後すぐに必要ではない首輪やリード、お手入れアイテムはまだ含まれていません。(後に紹介する別項目でまとめています)
犬を放し飼いにする予定なのでサークルやクレートはいらない?
将来的には放し飼い(室内フリー)で飼育する予定でも、子犬はトイレのしつけやおうちでのルールを全く知らずに家にやってきますので、サークルやクレートは必要です。
クレートについて
クレートは、犬は暗くて狭い場所が安心する習性があるため、安心できる場所づくりのために必要なものです。
クレートは、成犬になってもそのまま使用できるようにあらかじめ成犬サイズで購入しました。
我が家で使用しているクレートはpetmate社製のバリケンネルウルトラのLサイズです




我が家では現在、基本は放し飼い(室内フリー)で愛犬には生活してもらっていますが、クレートは普段は好きなときに出入りできるように寝床として置いてあり、人に邪魔されたくないときなどはクレート内で寝ています。
また、車で外出する場合や、来客があって犬が苦手なお客様の場合はクレートで待機してもらったりなど、成犬になってもクレートは本当に重宝しています。
サークルについて
サークルはわんちゃんの行動範囲を制限したりするときに便利です。



子犬の頃は放し飼いで留守番させていたら、壁に穴をあけられたとかあちこち糞尿まみれだったという話をよく聞きます😫
そうならないためにも、しつけが完了するまではイタズラ防止のためにサークルに入れて外出することも多いと思いますので、将来は放し飼い(室内フリー)予定でも、子犬の間はサークルもあれば便利です。
我が家では、子犬の頃はお留守番のときにサークルを使用していましたが、大きくなるにつれてサークルが小さくなり使わなくなったため、現在はトイレ(の枠)として使用しています。



愛犬がトイレとわかりやすいように使わなくなったサークルを活用しました。前面の入り口部分は撤去して、枠組みは残したままにしています。


ちなみにトイレトレイも中に置いて使ってはいますが、サークル内ならどこにしてもOKという風に教えたので、左側のペットシーツのところでしていることもあります。



我が家ではこのスタイルで落ち着いていますが、トイレのスタイルは家庭によってさまざまだと思いますので、あくまで一つのスタイルとして参考にしてもらえればと思います。
我が家のトイレ事情やトイレトレーニングについては、以下の記事で詳しくまとめてありますので気になる方はそちらも参考にしてくださいね(^^)


お迎えする当日にかかったお金
我が家は愛犬が生後2か月のときにお迎えしました。
以下では、お迎え当日に必要だった費用についてまとめています。
項目 | かかった金額 |
---|---|
マイクロチップ代 | 11000円 |
ワクチン代(6種混合・経鼻3種) | 12000円 |
死亡保障 | 27000円 |
計:50000円 |
お迎えまでにおこなわれたワクチン接種代やマイクロチップ代は飼い主負担でした。



ワクチン代やマイクロチップ代は、お迎え前にされていたとしても飼い主負担になる場合が多いです。
死亡保障については、お迎えするペットショップやブリーダーさんによっては無料で保障されている場合もありますが、私がお迎えしたところは有料でした。
※生体代金の記載は省いています。(愛犬の価格を記載するのはちょっと抵抗がありました…申し訳ありません)
お迎え後~お散歩デビューまでの間に用意したもの
子犬を迎えた当日以降から順次必要なグッズや用品をそろえました。
どれもお迎え当日すぐに必要になるものではありませんが、今後必要になってくるものになります。
商品名 | 実際にかかった金額 |
---|---|
シャンプー | 1000円 |
スリッカーブラシ | 1000円 |
爪切り(大型犬用ギロチンタイプ) | 2000円 |
コーム | 1500円 |
ハーネス(イージーウォーク) (※首輪でも可能です) | 4000円 |
リード | 1500円 |
イヤークリーナー(エピオティック) | 3200円 |
犬用クッション(寝床・コストコで購入) | 4000円 |
コング(パピー用) | 1000円 |
犬用おもちゃ複数個 (ボールやピーピーなるおもちゃなど) | 5000円 |
計:24200円 |
お迎えしてからお散歩デビューまでの間には、主にお手入れグッズやお散歩用品をそろえた感じです。
この中で、実はお迎えしてからすぐに購入したらよかったと思ったものがありまして、それがコングです。
コングは、お留守番のときに仔犬が退屈しないように、中にドッグフードやおやつを詰められるおもちゃです。
中に詰めた食べ物をとるのに夢中になってくれるため、他のものに対するイタズラを軽減してくれたり、犬自身の退屈な気持ちを紛らわしてくれる優れものです。
中に詰めるものはペースト状のものがおすすめです♪我が家は仔犬の頃はふやかしたドッグフードをよく中に詰めていました。



お留守番のときには特に使えるアイテムなので、お迎え後すぐに買っておけば良かったです(我が家は迎えてから1か月後ぐらいに買いました)
共働き家庭など、お留守番が多い家庭では特に重宝するアイテムと思います。
※上記で記載したアイテム以外にも、定期的におやつを購入していました。(後ほど紹介する消耗品の項目に記載していますのでこちらには記載していません)
病院でかかったお金(追加のワクチン接種・避妊手術代など)


続いて、仔犬の間に病院でかかった費用についてまとめています。
項目 | かかった金額 |
---|---|
5種混合ワクチン(2回目・3回目) | 15000円 |
狂犬病予防接種(初回登録料・注射代) | 6400円 |
フィラリア検査 | 1000円 |
フィラリア・ノミ・ダニの予防薬(8か月分) | 28000円 |
ノミ・ダニの予防薬(フィラリアの季節以外の4か月分) | 9000円 |
避妊手術代(血液検査・薬代など全て含めて) | 77000円 |
計:13万6400円 |
上記の合計金額は、病気の治療でかかったお金ではなく、必要な予防などのために使った金額です。
避妊手術は生涯に一度きりですし、しないという選択をされる方もいると思いますが、その金額を除いても予防(フィラリア薬やワクチンなど)のための費用はこれから年間だいたい5万円以上はかかります。



フィラリアやノミの予防薬は、体重によって量(金額)が増えるため、必然と小型犬よりも1年にかかる費用は高くなります。
また、我が家の愛犬は1才の時点では病気で通院したことはないため、治療費などはありがたいことに0円です。
今後、年齢を重ねてくれば病気になったり、ケガをすることもあると思いますので、現段階では入っていませんが、ペット保険も検討しています。
また、避妊手術や予防薬の価格は、動物病院によってかなり差があります。
同じ地域でも動物病院によって価格が全然違いますので、私のかかった金額は参考程度にしておいてくださいね。


フローリングの床すべり止め対策でかかったお金
フローリングは、犬が滑ってしまうため関節などを痛めやすいです。
そのため、犬飼いさんのほとんどはカーペットを敷いたり、愛犬が滑りにくくするために何か対策をしています。
我が家は、和室を除く全ての部屋がフローリングで、フロアコーティングなどもしていないため、滑り対策のためにさまざまなものを購入して試しました。
その際にかかった費用です。
【床の滑り止め対策として買ったもの】
商品名 | かかった金額 |
---|---|
タイルカーペット(リビング・廊下などおよそ20畳分) | 30000円 |
ノンスキッド(防滑性フロアシート) | 50000円 |
計:80000円 |
床の滑り止め対策だけで8万円も使用しているのは驚きかもしれませんが、我が家は最初タイルカーペットを使用し、その後事情があって(以下で説明しています)ノンスキッドに変更したのでこれぐらいかかっています😅
タイルカーペットは、手軽に手に入りやすく比較的安価で購入でき、汚れたりトイレを失敗した場合にその部分だけ剥がして洗えるなどのメリットがあります。
デメリットとしては、カーペットの繊維部分に毛が絡まってしまい掃除が大変なことや、大型犬の体重ではすぐにずれてしまったり、めくれてしまうことです。
我が家には子供がおり、なるべく不衛生な環境を避けたかったのと、すぐにめくれてしまうようでは滑り止め防止の意味がない・・・ということで色んな商品を探し回った挙句たどり着いたのがノンスキッド (防滑性フロアシート) です。


ノンスキッドとは何かといいますと、簡単に言えばマンションのロビーや廊下などに使われることが多い屋外用のクッションフロアみたいなもので、通常のクッションフロアよりも滑りにくい仕様になっています。
これならタイルカーペットのように繊維に毛が絡まったりすることもなく、部屋全体に施工すればめくれてしまうこともないので、タイルカーペットのデメリットをカバーできます。
一方で、ノンスキッドのデメリットとしては高価なことと、重いので自分達で施工する場合は大変なことです。
ただ、屋外に使用することも可能なだけあって、かなり丈夫そうです!
数年後のことを考えれば、多少高価でもこまめに買い替える必要もないのでノンスキッドに変更して良かったなと思っています。
1才になるまでにかかった消耗品代は?
最後に愛犬が1才までにかかった消耗品の金額について紹介します。


消耗品ですが、今まで正確に何個購入したのかは数えていないため、だいたい1か月に何個購入しているかによっておおまかに計算した金額です。(※生後2か月の頃に我が家へ来たので、およそ10か月間で計算しています)
商品名 | かかった金額 |
---|---|
ドライフード(仔犬用) | 50000円ぐらい |
ペットシーツ | 25000円ぐらい |
おやつ | 10000円ぐらい |
シャンプー | 5000円 |
計:90000円 |
ドライフードは、プロフェッショナルバランス(1か月間)→ヒルズ(1か月間)→カークランド(8か月間)と試し、現在はカークランド(コストコのオリジナルブランド)で落ち着いています。
カークランドのドライフードはドッグフードの中でもお安い部類に入ると思いますので、実際はもっとフード代がかかっているお宅も多いと思います。我が家はあくまで大体これぐらいの金額でした。
おやつは1か月に最低1000円ぐらいは使っていると思うので1000円×10か月で計算しています。
シャンプーは、ゴールデンレトリーバーは一回で使用する量が小型犬よりも多くなってしまうため、自宅でシャンプーをする方はどうしても消費量が多くなってしまうと思います。
我が家はトリミングサロンでお願いしたことはないのですが、トリミングサロンですと近くのお店はシャンプーコース8800円(1回分のお値段)でした。洗うのは大変ですが自分で洗った方がかなり節約できます。


まとめ:1才になるまでにかかった金額はおよそ44万円!
最後に、これまでにかかったすべての金額を合計しました。
項目 | 合計金額 |
---|---|
お迎え前に用意したもの | 61500円 |
お迎えした日に必要だったお金 | 50000円 |
お迎え後~お散歩デビューまでに集めたもの | 24200円 |
動物病院でかかった金額 | 13万6400円 |
フローリング滑り対策でかかった金額 | 80000円 |
消耗品でかかった金額 | 90000円 |
計:44万2100円 |
我が家では、子犬(生後2か月)が1才になるまでの約10か月間でかかった飼育費用の合計金額はおよそ44万2100円でした。
消耗品などはおおよその金額なので多少は誤差がありますが、明細が残っているものはなるべく正確な金額を記載しています。
子犬の間は特に用品などのアイテムを揃えたり、愛犬が過ごしやすい環境を整えたり、避妊(去勢)手術をする場合など、とにかくお金がかかります。
また、我が家はドライフード代がかなり抑えられていますし、今回はたまたま大丈夫でしたが突然のケガや病気になった場合は治療費などでさらにお金が必要となります。
万が一に備えて、愛犬に迷いなくお金をかけてあげるためにもある程度お金を貯めてからお迎えすることをおすすめします。
これからゴールデンレトリーバーをお迎え予定の方へ少しでも参考になれば嬉しいです😊



