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SAWA
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専門学校で2年間犬のトレーニングを学び、卒業後は動物病院に4年間勤務、その後結婚し現在は夫と2才の子供、Gレトリーバーのテディと暮らしながら、家事と子育ての合間に「犬との暮らしの中で役立つ情報」をこのブログで発信しています。
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【初めての動物病院】子犬が病院嫌いにならないために実践してほしいこと

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子犬を迎えると、これからさまざまなことで動物病院に通うことになります。

混合ワクチンや狂犬病の予防接種をはじめ、フィラリアやノミの予防薬を買いに行ったりなど、健康でも毎年動物病院に行くことは多いです。

SAWA

そんな動物病院ですが、実は動物病院が嫌いな犬はとても多いです。

病院嫌いになってしまうと、動物病院行くだけでわんちゃんがストレスを感じてしまったり、飼い主さんも毎回暴れるわんちゃんを制御するのに疲れてしまいます。

そこで、わんちゃんを動物病院嫌いにさせないようにするために子犬のうちからぜひ実践してほしい方法を紹介します。

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目次

どうして動物病院を嫌いになってしまうの?

診察中の仔犬

まず、どうして動物病院を嫌いになってしまう犬が多いのでしょうか。

ほとんどのわんちゃんが以下のいずれかに当てはまって苦手になってしまいます。

  1. 動物病院の雰囲気にひるんでしまう
  2. 動物病院内のにおい(おもに消毒や薬などのにおい)から恐怖を感じてしまう
  3. 痛いこと、嫌なことをされることが多いから(注射や手術など)

動物病院の雰囲気にひるんでしまう

動物病院は人間の病院と同じく、基本的には静かでシーンとした雰囲気があります。

今まで感じたことのない雰囲気に、犬は「なんかいつもと違う・・・こわい」と思ってしまいます。

特に子犬は、まだ散歩にも行けないために外の世界を知らない場合が多く、おうち以外の場所では緊張しがちです。

そのため、動物病院の中に入った瞬間から震えたり、しっぽが下がってしまう子犬はとても多いです。

動物病院内のにおい(おもに消毒や薬などのにおい)から恐怖を感じてしまう

動物病院は動物の病気・ケガの治療をおこなう施設ですので、いろんな薬品や消毒液、アルコールなどのにおいが混ざって病院独特のにおいがします。

人間の病院でも、病院に入った瞬間に特徴のある病院のにおいを経験したことがありませんか?

それと同じく、動物病院でも独特なあのにおいがするため、普段嗅ぎなれない動物病院のにおいに恐怖を感じるわんちゃんは多いです。

痛いこと、嫌なことをされることが多いから(注射や手術など)

注射されそうな犬

動物病院では病気の治療や予防のために、注射や手術などの犬にとって痛かったり、嫌なことをする機会が多いです。

そのため、わんちゃんは動物病院=痛いこと、嫌なことをするところと覚えてしまいがちです。

子犬のうちから実践ほしいこと

動物病院はわんちゃんが苦手になりやすい場所ですが、子犬のうちからいくつかの方法を実践することで動物病院に対しての嫌な思いや恐怖心を少なくしてあげることができます。

SAWA

動物病院で働いている頃に患者さんにおすすめしたり、実践してもらっていたことを紹介しています。
ほとんどの子犬で効果があったように思いますのでぜひ試してくださいね!

実際に子犬と一緒に来院された患者さんにやってもらった4つのこと
  • 動物病院に入れたらおやつをあげる・嫌なことをしたあとにもおやつをあげる
  • 先生や動物看護師さんからもおやつをあげてもらう
  • 嫌なこと、苦手なことをしたあとには動物看護師さんや飼い主がたくさん褒める
  • 動物病院のイベント(しつけ教室など)に参加する

全て実践できなくても、たった1つでもいいのでぜひやってみてください!

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ちなみに我が家の愛犬が子犬の頃にも上記4つの方法のうち、3つを実践していました。

テディ

病院大好きではないけれど、先生や看護師さんにはしっぽフリフリします。

イベントがない動物病院だったのでそれだけは実践できませんでしたが、それでも成犬になった現在も大喜びはしないけど診察中は先生や看護師さんにはしっぽフリフリしています。

とにかく犬にとって嬉しい思い出を作ってあげる

動物病院はどうしても嫌な思いをさせてしまいがちです。

嫌なことを避けたくても、治療や予防のためには必要なことですので難しいですよね。

なので、嫌なことをしたあとには必ず嬉しいことが待っているようにしてあげることで、わんちゃんは「嫌なことあったけど、最後には良いことがあるから頑張ろうかな」と思うようになります。

また、最後に嬉しいことをしてあげることで、嫌な記憶を嬉しい記憶に塗り替える(上書きする)効果があります。

犬が嬉しくなるものに使用するものはおやつがおすすめ◎

犬のおやつ

わんちゃんに嬉しい気持ちになってもらうためにおやつを上手く活用しましょう。

おやつは手軽に持参できて、わんちゃんが喜ぶ代表的なアイテムです。

動物病院に入ったときや診察が終わったあとに、おやつを与えてたくさん褒めてあげましょう。

出来れば、先生や動物看護師さんにもお願いしておやつをあげてもらうことによって、先生や動物看護師さんはおいしいものをくれる良い人と思うようになります。

SAWA

忙しいのに悪いかな…と思うかもしれませんが、先生も動物看護師さんも動物が大好きですし、動物病院のことを好きになってもらった方が診察もしやすいので喜んで手伝ってくれる人がほとんどです。
心配しないでくださいね😊

ボールなどのおもちゃが好きなわんちゃんはご褒美としておもちゃを使用したいと思うかもしれませんが、動物病院ではしんどい動物も来院しているためはしゃいでしまうと迷惑がかかる場合があります。また、おもちゃが器具などにあたって物を壊してしまうこともあるので、動物病院でおもちゃをご褒美に使う方法はあまりおすすめできません。

Q&A
緊張しておやつを食べてくれない場合はどうしたらいいの?

わんちゃんによっては、緊張や恐怖心でおやつどころではなくなってしまう仔もいます。

その場合は無理して与えずに、大好きな飼い主さんがたくさん褒めてあげるようにしてください。

褒めてあげるだけでも、飼い主さんが喜んでくれた!と思って緊張や恐怖心、ストレスなどを減らしてあげることができます。

イベントがある動物病院の場合は犬が行きたい場所にするチャンス!

動物病院によっては、犬のしつけ教室などのイベントをおこなっている場合があります。

イベントでは犬の嫌なことは基本的にしないので、わんちゃんに動物病院は楽しい場所と思ってもらえるチャンスです。

仔犬のうちに特に参加してほしいイベントはパピー教室です。

他の仔犬に会うことでわんちゃんの社会化にもなりますし、飼い主さんも仔犬の時期に重要なしつけなどについて教えてもらえますので、開催している動物病院であればぜひ積極的に参加してみてください♪

SAWA

パピー教室の参加費用は、動物病院によってさまざまですが
1回1000円~3000円ぐらいのところが多いです。

最後に

動物病院は仔犬の時期だけではなく、年を取ってもずっと一生付き合っていく場所です。

特に老犬になってくると、通院する機会が圧倒的に増えます。

そんなときに、病院嫌いのわんちゃんだと行くだけでストレスがかかってしまいますし、飼い主さんも愛犬が嫌がるならこれぐらいじゃ行かなくていいかな…と動物病院に行くことが億劫になってしまい、結果治療が遅れてしまいます。

子犬のときはいろんなことを学んで吸収する時期ですので、この時期に嫌な体験をしてしまうと、成犬になってもなかなか克服するのは難しいです。

なので、仔犬のうちに動物病院のイメージを少しでも良くすることが大切です。

今回紹介した方法を全て完璧に出来なくても大丈夫です。出来そうなことだけでもやってみて、少しでも愛犬が動物病院に対しての嫌なイメージが減りますように。

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