赤ちゃんが生まれる場合、犬の散歩はどうしようかと悩む飼い主さんも多いと思います。
他にも、子供が小さいうちに犬を迎えて、お散歩をどうやって行くか悩む場合も。

我が家は上の子が1才9ヶ月のときにテディ(ゴールデンレトリーバー)をお迎えしました!
家族の誰かが代わりに行ってくれれば解決ですが、ワンオペなど子供と一緒に散歩へ行かなければいけないこともありますよね…
この記事では、実際に私が実践した”子供が一緒の場合にどうやって犬の散歩に行くか”について紹介しています。
赤ちゃんと一緒に犬の散歩はできるの?


大変ですが不可能ではないです。
結論から言いますと、- 1人で行く場合は引っ張り癖のあるわんちゃんでは難しい
- 他犬反応など外部刺激に対してスルーできるわんちゃんであること
- 飼い主の指示を優先できる(聞くことができる)わんちゃんであること



ある程度しつけができているわんちゃんでないと、愛犬を制御しながらのお散歩は危ないよ!
では、実際に赤ちゃんと一緒に犬のお散歩に行くにはどうすれば良いのでしょうか?
具体的なお散歩方法は以下の3つです。
- ベビーカーで行く
- 抱っこひもで行く
- 一緒に歩いて行く
①ベビーカーで行く


子供がベビーカーに嫌がらず乗ってくれるなら、一番おすすめのお散歩方法です。
特に子供が1~2才頃になると、体重が10キロを超えてくるので抱っこしながらの散歩は疲労が半端ないです。
ベビーカーは簡単な荷物も乗せれますし、子供が歩いて逃亡するリスクも回避できます。



我が家はベビーカーでのお散歩が一番行きやすかったです!
ですが、ベビーカーを押しながら犬のリードを操作するのは最初は難しいかもしれません。
犬もベビーカーを怖がったり、戸惑ったりするかもしれませんので、お互いに慣れるまではパパがいる休日に一緒に散歩に行ったりして、まずは練習しましょう。
ベビーカーでの散歩で特に注意するべきことは、以下の通りです。
- リードがベビーカーのタイヤに絡まらないようにすること
- 転倒しないようにしっかりベビーカーを支えること
- 犬のトイレの際など手を離す必要がある場合、必ずロックをかけて片手はベビーカーを持っておくこと



基本的にベビーカーは両手で持ち、リードは輪っかの部分を手に通してお散歩したほうが安定します。


また、ベビーカーは段差や砂利道は苦手です。
反対に散歩コースが平坦であったり、道が広い、車通りが少ない散歩コースでは比較的スムーズにお散歩ができます。
お散歩コースは、なるべく平らな道を選び、段差が少ないお散歩コースを考えましょう。
また、信号や踏切も段差があるうえ、渡る際に時間制限があるため焦りがちになるので、なるべく通らないルートがおすすめです。
②抱っこひもで行く
抱っこひもでのお散歩は、赤ちゃんの体重が軽い0才の頃におすすめな方法です。
抱っこひもは赤ちゃんも安心しやすかったり、泣いてしまっても抱いているような状態ですのであやしやすいです。
また、ベビーカーだとどうしてもベビーカーを操作しながらなので手が埋まってしまいますが、抱っこひもなら普段とあまり変わらずに散歩に行けます。
段差なども気にする必要がないので、信号を多く渡る・道が狭い・砂利道がメインのお散歩コースでは抱っこひもが使いやすいと思います。
ただし、1~2才頃になってくると抱っこひもだと赤ちゃんが重くてしんどいので、飼い主さんの負担は大きいかもしれません。。
また、子供が大きくなり前が見えずらくなったり、歩きたがったりして危ないこともあります。
他にも抱っこひもでの散歩で特に注意するべきことは、以下の通りです。
- 犬が便をして処理する際などの前かがみになった場合に子供がずれ落ちる可能性があるのでしっかり支えること
- 犬が何かの拍子で引っ張ってしまった際に転倒しないように特に注意すること
抱っこひもはママが体力的にはしんどいお散歩方法ですが、犬にとってはあまり普段と変わらずにお散歩できるため、怖がりなわんちゃんには抱っこひもでのお散歩が最適です。
③一緒に歩いて行く


子供が歩けるようになって、きちんと手をつなげるようになれば、一緒に歩いてお散歩することも可能です。
しかし、中型犬・大型犬など長距離のお散歩が必要なときには子供の体力が尽きてしまうため不向きです。
一番おすすめの時期は子供と会話が成立しだす2才頃~が良いでしょう。
子供と一緒に歩いていく場合に特に注意するべきことは、以下の通りです。
- 子供が突然飛び出したりしないように道路では必ず手をつなぐこと
- 子供が犬のリードを持ちたがっても渡さないこと
2才頃は、自分でなんでもやりたい時期です。
そのため、リードを持ちたがる子も多いと思いますが、どんなに大人しいわんちゃんでも何かに驚いて急に走り出したりすることもあります。
急に引っ張られて転んでしまったり、ケガをすることもあります。
犬も子供も危険ですので、必ずママがリードを持ちましょう。
どうしても持ちたがる場合は、家の中でお散歩ごっこなどをして子供の欲求を満たしてあげたり、お散歩の際にリードを2本つけて1本をママ、もう1本を持ってもらうようにすれば納得してくれる子供が多いです。



一緒に歩いてのお散歩は、子供を見ながらわんちゃんの面倒も見るので結構ハードです。
しんどいときは、誰かに頼る


毎日子育てで大変だと思いますし、散歩に行くのがしんどいときもあると思います。
また、赤ちゃんが風邪を引いてしまって安静にしたいときもありますよね。
そんなときは無理して子供と一緒に行かずに、パートナーに散歩をお願いしましょう。



子供が寝てから(朝なら子供が起きてくる前に)ママかパパがお散歩に行くのもいいと思います。
大人1人は残って赤ちゃん見守り隊をしてくださいね。
そうは言っても、ワンオペでなかなか夫や身内に頼れない方もいると思います。(本当に毎日おつかれさまです…!)
ですが、お散歩が負担になって飼い主さんが体調を崩してしまったら元も子もありません。
家族会議で、散歩の分担について一度見直してみるのも大切です。
お金はかかるが、いざというときにはプロに頼る
どうしても辛かったり、体調が悪い日は、お散歩代行業者やペットシッターにもお願いできます。
お散歩代行をお願いする際の費用は、1回のお散歩で3000円ぐらいの価格設定が多いです。
決して安くはありませんが、選択肢の1つとして頭の片隅に入れておいて損はないと思います。
赤ちゃんの期間はずっと続くわけではない
赤ちゃんを連れての犬のお散歩は、体力・精神面どちらも消耗します。
でも、ずっと赤ちゃんの期間が続くわけではありません。
幼稚園や保育園に行くようになれば、行ってくれている間にお散歩の時間が確保できるようにもなります。
それまでは上手く誰かに頼りつつ、体調や気持ちが万全のときは赤ちゃんと一緒に愛犬とのお散歩を楽しみましょう。
まとめ


赤ちゃんと一緒に犬のお散歩に行くことは、正直とても大変です。
ベビーカーや抱っこひもなどを上手く活用しながら、なるべく交通量の少ない安全な場所でお散歩しましょう。
どうしてもしんどい日は、誰かに頼ってもいいんです。
お世話をしてくれるママが倒れてしまったら、赤ちゃんもわんちゃんも余計につらくなってしまいます。
私1人で頑張らないと…な考え方だと息が詰まってしまうので、家族やペットシッターさんなど、周りの人と協力してママも赤ちゃんもわんちゃんも、みんなが幸せな生活を送れますように。

